南アルプスの拠点「戸台パーク」の使い方|登山者向け案内ガイド

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戸台パークは、南アルプス登山の玄関口として知られる施設で、北沢峠行きの登山バスの発着点です。駐車場や浴場もあり、仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳を目指す登山者にとって便利な拠点となっています。(トップの写真は2025年7月24日5時34分に自分が撮影したものです。) 

そんな 戸台パーク のお勧めポイントは…

  • 交通アクセスが良い:伊那市街から車で約1時間程度。高速のICからは悪路なく道幅も広いため3ナンバーの車でもやすやすと行くことができる。
  • 南アルプス登山の玄関口:仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳への登山に便利な拠点。
  • 北沢峠行き登山バスの発着所:シーズン中は多くの登山者が利用。
  • 有料だけど 駐車場完備:マイカー利用の登山者に便利。5日間で1000円。
  • 自然豊かなロケーション:山々に囲まれた静かな環境。
  • 温浴施設あり:隣接する仙流荘には温浴施設あり。

それでは 戸台パーク について詳しく見ていきましょう。

戸台パークについて

長野県伊那市に位置する「戸台パーク」は、南アルプス登山の玄関口として知られる自然豊かな拠点です。甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳などの名峰へ向かう登山者の出発点として、多くの人々に利用されています。広々とした駐車場が完備されており、大型車でも安心してアクセスできる道路環境が整っています。道中に悪路はなく、初めて訪れる方でもスムーズに到着できるのも大きな魅力です。戸台パークからは登山バスで北沢峠へ向かうことができ、快適な登山のスタートを切ることができます。近隣には「仙流荘」という施設があり、登山後の疲れを癒せる温浴施設も完備されています。四季折々の美しい自然に囲まれ、渓谷や清流の風景を楽しみながら、南アルプスの雄大さを身近に感じられるこの場所は、登山者にとって心強いサポート拠点となっています。

所在地・アクセス・駐車場情報

戸台パーク

所在地 長野県伊那市長谷黒河内396 0403

駐車場

車でのアクセス方法 中央自動車道「伊那IC」又は「小黒川スマートインター」下車、伊那市街地から高遠町を経由して約40分(※駒ヶ根ICから県道49号線を経由して戸台パークへ向かうルートは道幅が非常に狭い箇所があります。)

2025年7月24日4時33分 撮影

バス乗り場から近い場所に駐車できました。

2025年7月24日4時33分 撮影

後ろを振り向くとこんな感じ。ハイシーズンのため駐車場が混み合っているかと思いましたが空いていました。

2025年7月24日4時33分 撮影

平日の木曜日でしたがガラガラ。前に来たときより駐車場が増えています。

実際の現地の様子(2025年7月24日4時37分~17時15分 晴れ)

南アルプスクイーンライン(北沢峠線)切符購入から乗車まで

2025年7月24日 4時37分 撮影

前回来た時(リニューアル前)はこの時間から並びました。こんかいはぜんぜん人がいません…。

2025年7月24日 4時38分 撮影

近くまで来てみるとバス停での荷物による列が少しできていました。バスのチケットを販売する仙流荘の入口の電気はまだ点いてなく、まだ開いてません。

2025年7月24日 4時41分 撮影

振り返って駐車場を見てみるとガラガラ…。この時間に現地に来てもぜんぜん間に合いました。

2025年7月24日 5時28分 撮影

バスの始発の30分前ということで仙流荘の入口に電気が点いて玄関が開けられました。

2025年7月24日 5時28分 撮影

列の前は10人前後しかいないためすぐに入れました。右が現金決済、左がキャッシュレス決済。

2025年7月24日 5時28分 撮影

現金、キャッシュレスそれぞれ2台ずつ販売機がありましたが現金の方は一台が故障中。戸台パークから北沢峠往復(手荷物あり)で2740円払います。(手荷物は18ℓのザック以上です。基本手荷物付きでの購入になりますね)

2025年7月24日 5時29分 撮影

今日の始発はピンクの6時5分になります。帰りの終バスは16時。

2025年7月24日 5時34分 撮影

バスのチケットを購入するとバス停での列はこの長さに。事前に荷物を置いていたので問題なし!

2025年7月24日 5時34分 撮影

駐車場の方を見ると今日これから乗車するバスが見えます。ちょっと小さ目のバスです。

2025年7月24日 5時57分 撮影

始発の時間の直前にバスが来ました。

2025年7月24日 5時58分 撮影

どんどん乗り込んでいきます。バスを乗る前にチケットを渡します。帰りのチケットを失くさないように注意。

2025年7月24日 5時59分 撮影

乗ってみるとこんな感じ。2列2列で補助席は基本使用なし。満員になったら2台目以降のバスになりますが、なんとか1台目にのれました。ザックは膝の上のため結構窮屈です…。

仙流荘での日帰り入浴

2025年7月24日 16時40分 撮影

最終のバスの前の臨時バスに乗れて、やっとこの時間に戸台パークまで戻ってきました。仙流荘にて日帰り入浴可能とのことで行ってみました。

2025年7月24日 16時40分 撮影

入口から入って左方向に入浴施設がありますが、チケットは右方向のフロントで購入することに。時間が遅いため??

2025年7月24日 16時42分 撮影

奥に進むとザック置き場が。時間が遅いためかザックは一つも置いてませんでした。

2025年7月24日 16時42分 撮影

下駄箱はこんな感じ。鍵をかけれないため高価な靴だと少し心配かも…。

2025年7月24日 16時42分 撮影

「入浴受付はフロントまで」と注意書き。

2025年7月24日 16時42分 撮影

貴重品は鍵のかかるロッカーに。100円で使用後戻ってきます。

2025年7月24日 17時15分 撮影

明治のコーヒー牛乳(150円)を購入!めちゃうまかったです。

2025年7月24日 17時15分 撮影

コーヒー牛乳やビールの他にもふつうに自販機がありました。金額は通常価格。

2025年7月24日 17時15分 撮影

自販機の前に休憩所あり。ここでゆっくりコーヒー牛乳を飲みながら一休み…。

まとめ

2025年6月1日(日)、南アルプス北部の山岳観光拠点として整備が進められてきた「南アルプス長谷 戸台パーク」がついにオープンしました。戸台パークは仙流荘や駐車場を含む一帯を指し、令和5年からの整備で登山者用駐車場は400台から700台へ拡大。林道バスのバス停も仙流荘前に移され、安全性と利便性が向上しました。高速道路のインターからの道は整備されていて、3ナンバー車でも安心してアクセスできます。今回訪れた際は、2022年8月の利用時に比べて空いてました。始発のバスに乗車すれば、仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳への日帰り登山も可能ですが、アルプスをコースタイムかそれより早く登れる体力と経験が必要です。私は前回13時半に下山できましたが、今回は15時40分頃となりました。過信は禁物で、自分の実力を客観的に見極め、無理のない計画を立てましょう。今回も前回同様、帰りは臨時バスで戸台パークへ。最終バスの時間に下山が重ならないよう注意が必要です。また、仙流荘には便利な温浴施設があり、日帰り入浴も可能。仙流荘前に車を停められるため、登山後の利用もしやすいです。

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masachan

愛知県在住の会社員。40代男性。2023年ブログスタート。
ただの旅行が好きな人間です。
他に好きなものは桜、登山、花火、神社などなど…。
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