熊野本宮大社は、和歌山県にある熊野三山の一つで、世界遺産にも登録されています。神々の聖地として古くから信仰を集め、壮大な社殿と自然に囲まれた場所です。参道には歴史的な風情が漂い、心身共に癒されるスポットです。(トップの写真は2023年5月6日12時42分に自分が撮影したものです。)
そんな 熊野本宮大社 のお勧めポイントは…
- 国道168号線沿いにあるので迷わずいけます。
- (河川敷の臨時駐車場も含めれば)駐車場が広くて無料!
- 熊野本宮大社は熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)の中心、全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮!
- 近年パワースポットとして多くの人が訪れている熊野本宮大社旧社地「大斎原」も歩いて行ける距離にあります!
- 参拝するには階段を登る必要があります(本殿へと続く石段は158段あります。)
それでは 熊野本宮大社 について詳しく見ていきましょう。
熊野本宮大社について
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)は、和歌山県田辺市に位置し、熊野三山の一つとして知られる神社で、世界遺産に登録されています。この大社は、熊野信仰の中心地として、古くから多くの人々に信仰されてきました。創建は紀元前からとも言われ、その歴史は非常に古いものです。現在の社殿は、長い年月を経て再建されたもので、壮麗な建築様式と、周囲の自然が見事に調和しています。
かつて社殿が鎮座した場所は「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれ、その地には高さ34mの日本一大きな鳥居があります。この巨大な鳥居は、訪れる人々に強い印象を与え、その威厳とともに神聖な空気を感じさせてくれます。境内に一歩足を踏み入れると、周囲の自然とともに神々の存在を身近に感じ、心が清められるような感覚を覚えることでしょう。また、大社の本殿は「御本宮」と呼ばれ、ここでは神々への祈りが捧げられています。周囲には、神聖な雰囲気を醸し出す杉の木や美しい川の流れがあり、自然の力を感じながら静かに参拝できる場所です。
さらに、熊野本宮大社は「熊野古道」の一部としても知られ、世界中から多くの巡礼者が訪れる場所です。熊野古道は、古来より神々への祈りと敬意を示すために歩かれた道であり、歴史的・文化的価値の高い道でもあります。本宮大社への参道を歩くことで、過去の信仰の足跡を辿りながら、自然と歴史が織りなす壮大な景観を楽しむことができます。
熊野本宮大社は、その歴史的・神聖な価値だけでなく、美しい自然の中で心を癒す場所としても非常におすすめです。訪れることで、神聖な空気を感じ、心の平穏を取り戻すことができるでしょう。
所在地・アクセス・駐車場情報
熊野本宮大社
所在地 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
瑞鳳殿 駐車場

車でのアクセス方法 東海環状自動車道「豊田松平IC」より国道301号線/県道39号線経由にて約6分

熊野本宮大社から一番近い駐車場です。たまたま空いたタイミングでラッキーでした。

すぐ横に熊野本宮大社の大鳥居があります。トイレもすぐで便利です。
熊野本宮大社 河川敷駐車場

車でのアクセス方法 新宮市内から国道168号線にて約40分

熊野本宮大社、大斎原(おおゆのはら)に行った後に堤防の上から確認しました。年末年始はわかりませんがここの駐車場に駐車できないことはないと思います。
実際の現地の様子(2023年5月6日12時37分~13時44分 曇り)

熊野本宮大社の大鳥居です。

階段が続きます。落ち着いて登りましょう!

あと少し…

熊野本宮大社授与所です。御守りなどを購入できます。

神門の手前で八咫烏について書かれているものがあります。

横に長くお参りできる場所が複数あります。



お参りが終わったので引き返します。

大鳥居を出ると大斎原(おおゆのはら)行きの看板がありました。国道を渡って向かいます!

国道を横断して路地に入るとすぐにひらけた場所にでます。

大鳥居が見えますが、とりあえず産田社に行きます。

真っすぐいった突き当りにあります。


産田社から見る大鳥居。やっぱり大きいです。

大鳥居の真ん中に八咫烏が見えます。

真下までくるとやっぱり迫力が違います。

高さ30m、幅42mあるそうです。

大鳥居の先は無断撮影禁止と描かれてます。



ここから先は撮影禁止のため写真は撮れてません。

大斎原(おおゆのはら)を出て川沿いを戻ります。

堤防の上からみる熊野川。川幅がかなり広いです。

堤防から見る大鳥居。やっぱり大きいです。

臨時駐車場です。広いです。これなら停めれないことはなさそうです。

「世界遺産 熊野本宮館」が見えてきました。トイレがきれいで休憩もできます。
熊野本宮大社御用達 「熊野 もうで餅」

熊野本宮大社の大鳥居をくぐって左を見ると「茶房 珍重菴 本宮店」と「熊野本宮 とりいの店」(ギフトショップ)があります。

熊野本宮大社、大斎原(おおゆのはら)をまわってから「茶房 珍重菴 本宮店」によって「熊野 もうで餅」購入しました。ゆっくり回りましたが約1時間半でまわれました。

「熊野 もうで餅」購入してみました。現地でしか買えないので貴重です!

二日以内に食べないといけないので注意が必要です。

こんな感じで入っています。

プラスチックの枠に入っているので形は崩れません。大変おいしかったです。

熊野本宮大社御用達 「熊野 もうで餅」公式HPより
まとめ
熊野三山の中で最後に訪れた熊野本宮大社は、予想以上に心を癒してくれる素晴らしい場所でした。特に印象に残ったのは、大斎原(おおゆのはら)です。ここは「パワースポット」として知られており、何か神聖な空気に包まれていると感じました。熊野本宮大社の旧社地にあたるこの場所は、現在は跡地となっていて、何も建物はありませんが、その静けさが逆に心を落ち着かせ、安らぎを与えてくれました。
大斎原は、かつて本宮大社の社殿が鎮座していた場所で、その土地に込められた歴史と信仰の重みを感じることができます。現在でもその聖なる地であることが伝わってきて、まるで時が止まったかのような感覚を味わいました。ここで静かに過ごすことで、心がリフレッシュされるのを実感しました。
もし熊野本宮大社に訪れるのであれば、大斎原もぜひセットで訪れてください。神聖な雰囲気に包まれた場所で心を整えることができ、熊野三山の一つとしての魅力を深く感じることができるでしょう。熊野本宮大社と大斎原の訪問は、歴史的な意義だけでなく、自然と神聖さに触れる貴重な体験になるはずです。
なお、当日訪れた観光スポット等の関連ページはこちらです↓
→ 2023年5月6日 思っていたより良かった熊野三山・熊野古道遠征!!
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