世界遺産「熊野速玉大社」は、熊野三山の一つとして古来より多くの参詣者を迎えてきた神社です。朱塗りの鮮やかな社殿が美しく、熊野信仰の歴史と神秘を今に伝える聖地です。(トップの写真は2023年5月6日8時1分に自分が撮影したものです。)
そんな 世界遺産 熊野速玉大社 のお勧めポイントは…
- 国道42号線を曲がってすぐ。新宮市の中心部からも近い!
- (臨時駐車場も含めれば)駐車場が広くて無料!
- 階段等の段差がないため参拝しやすい!
- 全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮!
- 境内には天然記念物に指定される樹齢1000年のナギの巨木あり!
それでは 世界遺産 熊野速玉大社 について詳しく見ていきましょう。
熊野速玉大社について
世界遺産に登録されている「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」は、熊野三山のひとつとして古くから人々の信仰を集めてきた神社です。和歌山県新宮市に位置し、熊野川の河口近くに鎮座する速玉大社は、熊野詣の拠点として数多くの参詣者が訪れました。鮮やかな朱塗りの社殿は大変美しく、荘厳な雰囲気を漂わせながら訪れる人を迎えてくれます。境内には樹齢千年を超える御神木「ナギの木」があり、縁結びや交通安全のご利益があるとされています。また、境内の熊野神宝館では、国宝や重要文化財を含む数多くの宝物が公開され、熊野信仰の深い歴史に触れることができます。熊野速玉大社は、自然と信仰が調和した熊野古道の文化的価値を象徴する場所であり、熊野詣や歴史散策の際には必ず訪れたい聖地のひとつです。
所在地・アクセス・駐車場情報
熊野速玉大社
所在地 和歌山県新宮市新宮1番地
参拝者駐車場(乗用車22台・バス4台) ※臨時駐車場も別にあり

車でのアクセス方法 紀勢自動車道・国道42号「熊野大泊IC」より国道42号線にて約40分

鳥居の手前を右折し、しばらく進んで左折すると参拝者駐車場があります。

右奥の方はまだ空いてます。

左奥の方は熊野速玉大社の真横で近いため満車になってます。グーグルマップでは観光バス駐車場の表記しか出ませんが参拝者駐車場もあります。

入場時は入口に警備員はいませんでした。きっと8時から誘導を行っているのでしょう。8時以降だと混み合うかもしれません。
なお、川沿いに臨時駐車場があります。グーグルマップの写真をみるとかなりの台数が駐車できそうです。初詣や御祭り等でなければ駐車場に困ることはないと思われます。
境内のご案内

熊野速玉大社公式サイトより
天然記念物に指定される樹齢1000年のナギの巨木

熊野速玉大社公式サイトより
実際の現地の様子(2023年5月6日7時55分~8時5分 曇り)

鳥居手前を曲がってすばらく進んで左手に直近の駐車場があります。

鳥居をくぐってすぐ右手側に八咫烏神社があります。


熊野速玉大社参詣曼荼羅 について書かれています。

まっすぐ奥に進むと熊野速玉大社があります。

ここらへんまではほとんど人は見られず…。

神門をくぐると授与所があります。八咫烏の御守りが売っていました。


授与所には思っていたより多くの人が参拝に訪れていました。

注連縄がかっこいいですね。

速玉宮は熊野速玉大神、結霊宮は熊野夫須美大神。この夫婦神を主祭神とし、十二柱の神々が祀られています。

まとめ
今回は熊野三山のひとつ、世界遺産「熊野速玉大社」についてご紹介しました。実際に訪れてみると、鮮やかな朱塗りの社殿や厳かな境内の雰囲気に心が引き込まれ、熊野信仰が今も息づいていることを実感できます。私は事前に下調べをほとんどせずに訪れたため、国の天然記念物に指定されている樹齢千年を超える御神木「ナギの木」や、檜扇をはじめとする国指定文化財を多数収蔵する熊野神宝館には立ち寄らず、その魅力を十分に味わえなかったのが少し心残りとなりました。せっかく訪れるなら、神社そのものの参拝に加え、こうした歴史的・文化的価値の高いスポットもぜひ見学することをおすすめします。
熊野速玉大社は、熊野詣の玄関口として古くから多くの参拝者を迎えてきた由緒ある神社であり、熊野古道や那智大社・本宮大社とあわせて巡ることで、熊野信仰の壮大な世界観に触れることができます。紀伊半島というとアクセスに少し距離を感じるかもしれませんが、訪れる価値は十分にあります。歴史と自然、そして神秘的な空気に包まれる熊野速玉大社で、心が浄化されるような体験をぜひ味わってみてください。
なお、当日訪れた観光スポット等の関連ページはこちらです↓
→ 2023年5月6日 思っていたより良かった熊野三山・熊野古道遠征!!
→ 落差日本一の名瀑、那智の滝の迫力と圧倒的な自然の魅力を体感!
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